一般社団法人 放送人の会

第8回大山勝美賞(2022)



当会設立時のメンバーで、2代目会長を務められ、放送のために尽くされた、大山勝美さんの名を残し、その意思を継ぐために、ドラマの若いクリエーターを個人で表彰。

柳川 強
(ディレクター・NHKメディア総局 第3制作センター エグゼクティブディレクター)
 NHKでドラマ畑一筋に歩む柳川強氏は、2014年の連続テレビ小説「花子とアン」をはじめとする連続ドラマを演出する一方、「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」や「最後の戦犯」など単発ドラマの秀作を手がけてきた。
 21年放送の「流行感冒」は自ら企画し、志賀直哉の原作を映像化した。単発作品は演出家が創造精神や作家性を発揮し、テレビドラマの可能性を追求する場でもある。その活性化のためにも、ベテランとしての力量と手腕を評価したい。
 <主な経歴・作品歴>
 2008年放送文化基金賞個別分野・演出賞、2009年芸術選奨新人賞。
 作品:2017年「返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す」(映画版もあり)、2021年「流行感冒」、2022年「風よ あらしよ」(BS4KとBSPで、22年秋・放送予定)。

佐野 亜裕美
(プロデューサー・関西テレビ制作局東京制作部 ドラマプロデューサー)
 脚本家・坂元裕二氏と組むプロデューサーは覚悟が必要だ。会話劇の名手として、氏の評価は確立しており、作品の出来いかんでプロデューサーの仕事ぶりが厳しく問われるからだ。
 「大豆田とわ子と三人の元夫」は坂元氏の脚本は言うまでもなく、キャスティング、音楽、美術、映像技術、そしてそれらによって醸し出されるドラマ全体の空気感ーそのいずれもが素晴らしい。プロデューサー・佐野亜裕美のセンスの成せる技だ。
 将来の活躍が大いに期待される。
 <主な経歴・作品歴>
 2018年「カルテット」でエランドール・プロデューサー賞。
 作品;2012年「20年後の君へ」、2015年「ウロボロス」、2018年「この世界の片隅で」、2022年5月7日から「17歳の帝国」(NHK放送予定)

過去開催分はこちらから

※「大山勝美賞」とは……
2014年秋、生前の大山勝美さんから「放送人の会」は多額の寄付金を頂きました。
ドラマの巨匠・大山さんは本会設立時のメンバーで、2代目会長を務められ、後進の指導など放送のために尽くされました。
大山さんの名を残し、その意思を継いでゆきたいと「大山勝美賞」を設立し、ドラマの若いクリエーターを個人で表彰します。
年齢は60歳以下です。個々の作品では無く、長い期間の仕事の仕方を総合的に判断して選びます。

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